秤屋会長のひと言

石川佳純さんとドラッカー教授

第52回世界卓球選手権団体戦6日目。言わずと知れた日本を背負って立つ卓球のエースが、女子準々決勝戦勝利で言い放った言葉に思わずしびれました


「私は2年前の自分に勝ちました。」


これこそドラッカー教授のいう「自己革新力」を象徴するものです。21歳というまだあどけなさの残る若者のこのコメントに、私は驚きとしか表現しようがない程の感動を覚えました。
ドラッカー教授は、経営者にとって最も大切な能力は自己革新力にあると説いております。
私もその信奉者だけに心を打つ言葉でした。とは言うものの日頃の自分を省みる時、果たしてどうなのかという反省も織り交ぜて、感動の一言をかみしめております。


石川佳純さんの凄いところは自己革新力と言っても具体的に何かということになると、簡単に答えにくいのですが、それをみごと具体的に表明されていることです。過去の自分に勝っていればなるほど、自己を革新していることになります。
経営者も同じ範疇で考えるならば、自社の業績が昨年より上がっていればいいということになり、実践力が具体化いたします。

言い訳はできませんね。さて今年はどうなるか?

(2014年5月21日現在)


35年生まれの戦前派。早稲田大学政経学部で経済学を専攻。

略歴
60年中日新聞社入社。
67年(株)守隨本社入社。三県下に限られていた販域を全国区へ展開
74年同社常務就任:機械式はかりから電子式はかりへの転換にいち早く取り組み、成功。新製品を次々と発表。次いで85年よりプラザ合意後の円高を利用し、海外との交流を開始。海外優秀製品を日本市場へインプットし、吊り秤市場ではTOPのシェアを掌握した。
90年同社社長就任
以後、移動式計量機で産業界の物流システムに貢献した。
2016年代表取締役会長に就任

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